エアベンダー…第1章?2010年07月19日 08時19分27秒

エアベンダー1

 この劇場予告編を最初に見たのは結構前のことである。その時から非常に気になる映画であり、一体いつ頃に封切りされるのかと期待していた。しかし、最初に予告編を見てから1ヶ月間くらいだろうか、映画を見に行っても、一向にその予告編を見ることはなくなった。はて、あの印象的な映画は何というタイトルだったのだろうか?何か4つの国があって、そのうちの1つの国が氾濫を起こし、世界を救うのは超能力を駆使できる子ども…という漠然とした展開と、その特撮がまさしく面白そう…という曖昧な記憶だけが残っていた。

そして、それが「エアベンダー」という映画であることがようやく予告編で頻繁に見るようになりわかった。世界は気・水・土・火の4つの国に分かれており、平和が保たれていたが、ある時、火の国が氾濫を起こした。それを救済できるのは、この世で唯一、その4つのエレメントを使いこなせる「アバター」と呼ばれる人物という設定である。それが主人公アンという少年である。

エアベンダー3

 封切り翌日の日曜日、レイトショーで見に行った。日曜日のレイトショーなど、翌日が最も憂鬱な月曜日を控えているだけに、普段は絶対に行く気にならないのだが、月曜日が祭日となれば、まさに最高のレイトショー機会である。

 ワクワクしながら見た。まず冒頭でおやっ?と思った。「第1章」という文字がスクリーンに出たのである。舞台は水の国である。これが第1章ということは、順次4つの国の章が出てくるということか、と推測したものの、映画上映時間がほぼ2時間程度ということを知っていたから、4つの国を2時間ということは単純に1つの国は30分程度ということなのかなぁ…などと思いながら見ていると、どうもそんな短時間では第1章は完結しない展開である。

 と言うよりも、主人公のアン少年は「気」のワザはマスターしているのだが、修行の途中で逃げ出してしまったために、他のエレメントはまだマスターしていないのである。あれっ?こんな展開で、果たして時間内で残りの水・土・火のエレメントを全てマスターして、世界で唯一の4つのエレメントを駆使する「アバター」として活躍できるのだろうか?という疑問を感じつつ、特撮の面白さを堪能し鑑賞していた。

エアベンダー4

 エレメントを駆使する際の動きは太極拳のような動きで、全体的には非常に東洋的である。全てのエレメントを駆使できる世界でただ1人の「アバター」はもう何度も生まれ変わっているという設定も「輪廻」思想で、東洋的である。

 エレメントをマスターするためには修行をするのだが、それには図解した巻物のような教科書があるのだが、主人公アンは、なかなか水のエレメントを習得できない。何度か登場するドラゴンに教えを請うのだが、これもいまいちよく理解できない。アン少年が修行から逃走する際に乗っていた大きな生き物は、かつての名作「ネバー・エンディング・ストーリー」で登場したラッキー・ドラゴン「ファルコン」を彷彿させるが、このあたりはファンタジックで筆者好みである。

 全体的に東洋的でありつつ、ファンタジー要素があり、エレメントを使った時の特撮なども見ていて面白いものである。まさに映画ならではの表現である。今回の映画では、ついに水のエレメントを使いこなせるようになったアン少年が、水の国に攻めてきた火の国の軍隊を、海の水を動かし、まさに巨大津波を起こすかのごとくで見事に退散させる。そしてラストは、火の国の統治者が自分の娘を刺客として、アン少年に残る「土・火」のエレメントをマスターさせてはならない、絶対に阻止しろと命じて終わる。

エアベンダー2

 ははぁ~、そういうことか、今日見た「エアベンダー」は、最初に表示された通り、確かに第1章水の国の巻なのか、と納得した。…ということは、第2章は土の国で、第3章は火の国で、最初からマスターしている気のエレメントと、今回の第1章終盤でマスターした水のエレメントと、あとの2つの続編でそれぞれのエレメントをマスターすることになるのか…と思った。

つまり今回はあくまでも第1章で、続編は確定的である。でなければ、予告編でもアナウンスされていた世界で唯一4つのエレメントを駆使できる救世主「アバター」にアンはなれないことになる。

 2時間でせわしなく4つのワザをマスターして、氾濫を起こした火の国を鎮圧し、世界に平和を取り戻すよりは、続編にまた期待して、その後を楽しませてもらう方がいいのではないかと思う。

エアベンダー5

 正直な感想としては、かなり以前に初めて予告編を見て以来、絶対に見たい映画のトップクラスにランクしていただけに、多少は期待していた割には…という面もあったことは確かである。それでも超能力のようなエレメントのワザは見ていても特撮技術の成せるワザであり、東洋的思考にファンタジー要素もプラスされ、筆者としてはまさに好みのジャンルであることに間違いはない。

 だから結論としては面白かったと十分に評価できる映画であった。エレメントを駆使する時にアンの刻印されたタトゥーと目が光るのもかっこいい。ただ、太極拳のような武術的要素や東洋的思考などがお気に召さない人には歓迎されないだろうことを考えると両極端な映画と言えるかもしれない。

コメント

_ (未記入) ― 2011年09月03日 14時49分11秒

ほんとに 続編が見たいです  予定はあるのでしょうか?

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