引退後の言い訳声明文2009年07月07日 05時15分00秒

 正確にはわからないが、2ヶ月以上に渡って就任した第二代エサあげおじさんの業務…想定外の結末により劇的な引退となった。しかし、これはむしろ好ましいことなのかもしれない。今さらながらではあるが、野生の生き物は、人間があえてエサを与えなくても生きていけるものであり、むしろエサを与えない方がいいと言われている。

 よく耳にすることとして、野良猫にエサを与えることによって迷惑をこうむる人がいて、迷惑を受けている人からすると、別にネコを飼うわけでもなく、気晴らしのようにエサを与えても困るし無責任だ、という声が聞かれる。

 そもそも野良猫という立場にしてしまった人間に問題もあるのだが、ハトの場合もホームページなどでいろいろと調べると、ハトの糞による害についていろいろと書かれている。よく駅のホームなどでも「ハトにエサを与えないでください」という張り紙が貼ってあったりする。よく駅のホームなどに生息しているハトは見かけるが、ホームの屋根から糞を落としたり、いろいろな迷惑があるからである。

 そうした害も当然だが、何よりも本来野生の生き物に対して、餌付けをすることは、その野生の生き物にとってはマイナスになってしまいかねない…という現実である。エサをあげる側は善意であっても、その結果、野生の生き物は人間からエサをもらえることに慣れて、今度は逆に野生の厳しい世界で生きることが困難になってしまう可能性がある、ということである。

 確かに、筆者は家で犬のパピヨンを1匹飼っており、それ以外にも、もともとは息子がまだ幼稚園だったか、小学生低学年だったか、定かでないが、飼いたい…とせがまれて買ってやったものの、いつの間にか息子はまったく世話をしなくなり、今となっては筆者が世話をしているゼニガメが2匹いる。このカメももう10数年我が家にいるわけだが、大きい方は甲羅の直径(長い方)が15cmほど、もう1匹もそれより一回り程度小さい12cm程度の大きさである。

 この大きさになってしまうと、本来なら結構大きな水槽なり器なりで飼育してあげるのがあ好ましいことは十分にわかっていながら、スペースの問題から結構窮屈な思いをさせている。今さら、どこかに放す…というのもいかがなものか、と思うし、飼った以上は責任を持つべきとも思っている。

 その意味からすると、ハトに対しても同様である。ちゃんと飼うなら、それはそれで責任を持つべきだが、エサあげおじさんのように通りすがりの飼育者では、結果的にハトの自然対応力を弱め、エサあげおじさんを頼りにされても、決していい結果にはならないのである。

 何やら、強制引退したから…というフシもあるが、結果論としてむしろ引退勧告は好ましいことだった…と思えるのである。あのえこひいきした白いハトだって、いつの間にかパートナーを見つけ、ちゃっかり幸せになったようであり、そうした野生の生き物の世界には、あえて人間が踏み込んではならない領域もあるのである。野生の生き物と人間の共存というのは、環境的な問題はもちろん大切なことであるが、それはエサを与える…ということではないはずである。

 2ヶ月以上に渡って、勝手に第二代エサあげおじさんを襲名し、強制引退に追い込まれながら、非常に見苦しい弁明ではあるが、あの2羽のハトの突発的アクシデントは、エサあげおじさんとして最後の責任ある行動だったとして、潔く完全引退を受け入れ、今後は傍観者として野生の世界で生きるハトを見守りたいと思う次第である。

コメント

_ ぽっぽー ― 2009年08月07日 02時57分58秒

更新してくれるのを ずっとずっと待ってたんですよ。
遠い、とぉ~い 甲子園の地で待ってました。
夏の高校野球に試合の組合せも終わり いよいよ8日開会式
その高校球児たちが鳴尾浜公園内グランドで調整してるんです。
ナイターも可能な整備されたグランドですよ。
毎日、全国から球児たちが来るので 若い男の子 カッコイイ~!
自転車で鳴尾浜公園を通る時にハトたちにエサをやってますが、
2週間前、私も作者と似たような場面に出会いました。
私は公園の中庭あたりで玄米を与えてるんですが
いつも真っ先に近づいて来る人懐っこいハトがいるんだけど
その日は 左足にタコ糸のようなので縛られて、食い込んで左足が
2倍くらい腫上がってビッコの状態だったの。  翌日、自宅からミニハサミ持参で寄って来た怪我してるハトを素手で捕まえて 通行人の若い男性にハトをつかんでてもらい 左足に絡まった糸をハサミで切ってやるつもりが。。。。。ミニハサミでも食い込んでしまった糸がきれないままだったんです。 糸きりや先の尖ったハサミじゃなきゃ食い込んでる糸は外してやれません。 先週はそんな事をくりかえしてたら、今日は左足に糸が絡まったハトがいなくなってるんです。 なんか。。。やり切れない気持ちもあるけど、ハトたちに嫌われても、私は野鳥が好きだから これからもつかず、はなれずエサやりながら 見守っていくつもりです。 だって可愛いんです。(我が家にも 甘ったれポメラニアンがいます。)どうも私は甘やかすのは趣味みたい。
ねぇ 野鳥でも共存出来ないのもいるし、ハトは共存するには優等生ですよ。 エサあげおじさん、 止めちゃうって言わないで 続けようよ。 共存しながら遊ぼう~よ・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .

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