エサあげおじさん任意引退か?2009年05月09日 14時04分29秒

やけに馴れ馴れしいハト
 決してリクエストがあったわけでもなく、何かレスポンスがあったわけでもない。勝手に、その後のエサあげおじさんの状況を知りたがっている読者がいるのでは?と妄想を抱いて、久々…でもないが近況報告である。

 が、それにしては表題が「エサあげおじさん任意引退か?」とは穏やかではない?…スポーツ新聞や週刊誌の見出しのごとく、読者を引きつけるための大げさなタイトルと見破られるのは見え見えだが、あながちまったくのデマでもない。

 …というのは、つい最近の大型連休である。世間ではゴールデンウィークという呼び名で親しまれているサラリーマンにとって、嬉しい休みのオンパレードである。もっとも筆者のように休みが連続するからと、どこかレジャーに出かけるとか、そういうこととは無縁の人間には、むしろいかに日常の生活リズムを維持するかがポイントなのだが。

 まぁ、それはともかく、この連休2日ほど前から、筆者がひいきにしている例の白いハトは姿を見かけなくなってしまった。あれほど、目をかけてあげて、何とかパンが食べられるようにと策略まで張り巡らせ、可愛がってあげたにも関わらず、姿を見せなくなってしまうとは、さすが野生のハトである。

 白いハトを見かけないまま、ゴールデンウィークに突入した。必然的にエサあげおじさんの業務もゴールデンウィークに突入である。カレンダー通りだったとは言え、5月2日~6日の5日間、エサあげおじさんは某駅前のいつもの広場に姿を見せなかったわけである。

 ハトたちからすれば、人間世界のゴールデンウィークなど知ったことか!というわけで、5日間もいつものおじさんが姿を見せないということは、もしかしたらのたれ死んでしまったのか?と思っていたかもしれない。

 筆者も5日間の連続休暇で、恐らくエサあげおじさんも見放されるだろうな、と一抹の不安を抱いていた。かといって、そのエサあげ業務だけのために、休日にわざわざ電車に乗って、片道1時間半近くかけて出かけていくわけにもいかないではないか。連休だからこそ、普段出来ないことをやるべし、と思っていたし、連休明けにいつものように細かく刻んだパンを持参してももうハトも集まってこないだろう…と思っていた。

 しかも、連休明けの7日は天気も少々悪く、雨の心配もあった。雨でも降ろうものなら、ますますエサあげおじさんは、ハトにとって伝説のおじさんと化してしまうだろう。
 そして7日の朝、いつものように久々にエサあげおじさんは、某駅で下車し、駅前の広場の所定の場所に向かった。幸いにも雨は降っていなかったが、どんより曇った空模様で、わずか2~3羽のハトが所在なげにウロウロしていた。

 エサあげおじさんが所定の場所に到着し、リュックを下ろした。すると、もしかしたら常連のうちの1羽だろうか、スーと飛んできて、そばに着地した。すると、それにつられるようにまた1羽、また1羽と飛来した。 おうおう、何だ!まだエサあげおじさんは過去の人になっていないじゃん!と、少々嬉しい気持ちになった。

 しかし、残念ながらあの白いハトはその日も姿を見せなかった。もうどこか、別の場所に移住してしまったのだろうか?もし、そうだとしても元気で生きていてくれればいいのだが、と考えた。いかんせん、再三このブログでお伝えした通り、要領の悪いハトである。エサを平気で横取りされてしまうハトである。もしかしたら死んでしまったのでは?などとも考えてしまう。

 しかし、まぁ白いハトがいないから、とエサあげ業務を放棄するわけにはいかない。いつものようにおじさんは約10分ほどの業務を遂行した。途中、これまた常連となっているカラスも飛来し、虎視眈々とエサを狙い、正義の味方・エサあげおじさんの再三の威嚇行動で、慌てて場所を移動しては、またもとの場所に戻り、威嚇されては退くというパターンを何度も繰り返した。

 白いハトは不在なものの、集まってきたハトの中で、やけに馴れ馴れしいハトが1羽いた。白いハトのような決定的な特徴があるわけでもなく、多くのハトたちと同じような体の色ゆえ、そのハトがかつての常連なのかもわからない。しかし、結構近くに顔を近づけても逃げようとしないでじっとしている。

 掲載の上段の写真は携帯カメラで撮影したそのハトの写真だが、結構近くでシャッターを押したことがご理解いただけるのではないかと思う。…よし、白いハトは不在となって残念だが、この馴れ馴れしいハトをこれからのひいきにしてあげようか…などとエサあげおじさんは思った。

 そして翌8日。この日も天候が悪く、ポツリポツリと小雨すら降っている悪条件となった。こうなると、ますますハトたちは集まってこないだろう…ゴールデンウィークの長期休暇によって、エサあげおじさんもついに任意引退の引導を渡されるのだろうか?と思わずにはいられない。

 しかし、それでも20羽以上のハトが飛来した。そして、ちょっと離れた場所には例によってカラスも待機している。カラスとの駆け引きはいつものごとく何度か繰り返されたが、この日も無事、ハトたちはパンを食べることができた。しかし、やはりこの日も白いハトの姿はなかった。そして、前日にやけに馴れ馴れしい態度だったハトの姿も見当たらないようである。

 もしかしたら群れの中にいたのかもしれないが、いまいち決定的な特徴をつかんでいないゆえ、わからない。前日の馴れ馴れしい態度があれば、わかったのかもしれないが、小雨もちょっと降っていたこともあり、エサあげ業務もいつもよりはペースも早かったために、結局わからずじまいだった。

 そして土・日とまた連休である。再三繰り返すが、人間世界の連休などハトにとっては知ったことか!なのである。ただでさえ5日連続の業務停止に加えて明けた2日は業務を遂行したものの、天候もすぐれず、また2日間業務停止である。

 えこひいきの筆頭だった白いハトの姿も見えず、エサあげおじさんのモチベーションも少々低下してしまい、では代わりにと白羽の矢を立てた馴れ馴れしいハトもいまいち識別できない。

 表題のごとく、自称エサあげおじさん二代目もこのまま任意引退に追い込まれてしまうのだろうか?もし奇遇にも、このブログを愛読してくださっている奇特な読者がいたら、是非エサあげおじさんに声援を送ってほしいものである。

コメント

_ ぽっぽ ― 2009年05月12日 02時06分07秒

昨日から読ませていただいてます。
実は私もハトが大好きで、出勤途中の公園でエサをあげてます。
日曜日、隣町のN浜公園で初めて白いハトに出会い
思わず、携帯カメラで パチリ!
帰ってからネットでいろいろ検索してたら、ここに辿り着きました。
なんだか、私の気持ちを代弁してくれてるような文章に
つい『にこり^^;』
野生でも白いハトっているんですね。
お気に入りに入れたので
ずっと、ずっと続けてアップしてくださいね(^^)ノ

                   ぽっぽ

_ ともだちMUSEUMブログ管理人 ― 2009年05月24日 08時45分29秒

ぽっぽさんへ

いやぁ~!驚きました。まさか、エサあげおじさん日誌をご覧になってくださっている人が存在するとは思わなかったものですから…。
時々、このブログをアップしても来るのはくだらないスパム・コメントばっかりで、一応チェックはして削除することの繰り返しでした。

そんな中で、お気に入りに登録してくださり、ご愛読くださっているとは、大変感激です。

ぽっぽさんもエサあげ業務を遂行されているとのこと。日々ご苦労さまです。白いハトも目撃されたようで、やはり集団の中で特殊なハトは注目を集め、ついえこひいきしたくなってしまうものですよね。

すぐにレスポンスを返すことはできないと思いますが、また、是非ご感想などお寄せください。コメント、本当にありがとうございました。

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